飯田市でハンドメイドの皮製品の製作・販売を行っている、ハナブサレザー(株式会社革道楽)様のメッセージブックを制作しました。
A6中綴じ冊子/12ページ/Photo:松沢弘明・北林 南
代表の木下英幸さんは、日々の生活を送る中で、社会の様々な課題に対し、明るくエネルギッシュに、そして誰よりも純粋で熱い気持ちをもって問いを投げかけ、様々な活動を行っています。
この皮製品の製作・販売を通して、環境への配慮はもちろん、有害鳥獣対策で亡くなった獣の皮の有効活用や女性の雇用創出、子どもたちの居場所づくり、交通安全の啓蒙活動など、様々な世代・境遇の方に寄り添った活動をされています。
メッセージブックでは、特に有害鳥獣対策で亡くなった獣の皮の有効活用にスポットを当てた内容で木下さんの草案をもとに内容を構成。
取材では、飯田市で皮革製造加工と販売を行う企業、株式会社メルセン様と木下さんの製品を愛用している方々に、ご協力いただきました。
一つの革製品が手元に届き長年愛用されていく中でそれぞれ関わる方の想いが込められている過程を時系列に知ることができる、シンプルながら大切なメッセージが込められた内容となっています。
一つの革製品を通したストーリー仕立てのこのメッセージブック。
この地元飯田市の特色を生かした産業の発展に、今後も期待せずにはいられません。